漫画やドラマの人気で加速するキャンプブーム。

影響を受けていきなり冬キャンプは危険だと感じますが、

キャンプ業界が発展するのは嬉しい事。

そんなブームの中、ついにココも

予約が必要になりました。



予約が必要なのは4月1日以降。

3月中は今まで通り予約不要と聞き

ぶらっとソロらしく？

4時間以上かけて行ってみました(^^;)



今回は駒ヶ根ＩＣからツルヤ 赤穂店で食材をそろえ

キャンプ地のある山頂へ。

ナビ通り進むと突然通行止めのお知らせ看板！



ウ～ン、待てよ、

某アニメでは看板の脇を通り抜けていたような！

そのまま前進していくと・・・

ホントに通行止め！！



一番影響を受けていたのは自分でした(笑)

良く見ると〝本当に通り抜けできません〟って

書いてあるし・・・



仕方なく中川村役場の方へ迂回　（帰りに撮影）



役場の周辺に来ると

予約が必要になった事をおっきな看板で告知！

4月以降、ココで知っても後の祭り・・・



山頂までは他に工事中の場所がいくつかあり、

迂回するのに悪戦苦闘しました。

片隅にある残雪に不安を感じつつも

やっと陣馬形山の入口に到着。



しかし、まだ安心できません。

キャンプ場脇の第一、第二駐車場が

工事で使用できないのです！



ここが手前の第三駐車場。



自前のキャリーカートに荷物を乗せ300ｍの運搬です。



狭い傾斜の林道はスリル満点！



ココを抜けると第二駐車場。

山側が整備され20台はとめられそうな広さです。



先に進むと第一駐車場、

その奥が4段構成のキャンプ地です。



では一番下のサイトからご紹介。

スロープができた最下段。



眺望はあまり期待できませんが、

風の影響を受けにくそうなサイト。



上から3段目、炊事場のあるサイト。



冬季は水が出ないのでご利益？がありません(笑)





反対側からの眺望。



上から2段目、細長サイト。



どの段も奥に行くと中央アルプスが木に隠れますね。



奥からの眺望、夜景は良く見えそうです。



眺望の良い最上段サイト。



手前側は南アルプス一望で素晴らしい。



一番奥は山頂までのアクセスが楽です。



最上段に新しくできたトイレ棟。

左側にあったボットン便所は撤去されました。



無料なのに水洗トイレができるなんてワンダフル！





止水中なので手洗いは観賞用です(笑)

便器の洗浄水は循環式なので濁る場合があるみたい。

タンク内の水、飲めませんよ～(笑)



夜間照明は人感センサーでバッチリでした！



下にあるフルリフォームされた避難小屋。

前のスロープはコンクリートで舗装され

カート運搬も楽になりましたね。





ライブカメラもありますよ（冬季はお休み）



今回も最上段、4年前と同じ場所に設営開始。

カートでの往復3回、1時間ちょっとで設営完了。



自分へのご褒美、お疲れさ～ん！



早々にバーボンもいっちゃいます。



しばしマッタリした後、

歩幅が合わない階段をスキップして登頂！



ホップ、　ステップ、　キャンプ！？　

相当酔っぱらっております・・・



ワクワクしながら山頂に来たのに

逆光で何も見えず・・・



早々に下山。



夕暮れと共に焚火を開始！

山頂はやっぱり風が強い・・・



天気予報では日没におさまるはずの風。

しかし、おさまるどころか強まるばかり。

外気温0℃ですが風のおかげで

－5℃ぐらいの体感。



焚火で暖がとれず幕内で

ガクガクブルブルしながらの食事。



不快な風に撤収して帰るキャンパーさんもいるほど・・・

私も久しぶりに帰りたくなる夜だった。



仕方なく山頂の夜景を見て早めに就寝。





風で幕があおられて寝つきが悪い夜でしたが、

5時30分に起床。



朝焼けを見るために急いで山頂へ。

南アルプス後方から太陽光のバックライト。



5時50分過ぎ、

千畳敷カールが赤く染まってきました。



雪化粧した山頂の朝焼け。



太陽が南アルプスを越え、



浮き彫りになる中央アルプスの造形美。



昨日までの困難をリセットする絶景！

このためだけに来たんだなぁ、

としみじみ感じました。



運搬に時間がかかるので早めに片付け。



行きはよいよい帰りは辛い！？



ゴミ拾いもしますよ！



残った灰は火消壺に。



離れがたい気持ちを抑え撤収！



標高1445ｍの山頂部にある

陣馬形山キャンプスペース。



冬季（4月中旬まで）は水も使えず、忘れ物は致命的。



予報はあてにならない山頂の風にも難儀しました。

ココは決してゆるくはない、

ガチキャンプです。



維持管理されている中川村に感謝！

来年は有料になるかもしれないそうです。

陣馬形山キャンプ場